絵本を子供に読み聞かせようと考えた時、どのような絵本を選ぶのが一番いいのか、悩んでしまう方も多いでしょう。絵本の種類は多く、考えれば考えるほどわからなくなるものです。
今回は、子供に読み聞かせる絵本の選び方について詳しく解説していきます。絵本の選び方で困っている方は参考にしてみてください。
絵本の選び方
小さいお子様が大好きな絵本は、様々な種類があり、子供によって好みも異なります。そのため、どのような絵本を選べばいいのか悩んでしまいがちです。どのような絵本がいいのか、選び方について詳しく解説していきます。
1.ママが好きな本
絵本は数多く存在しているため、図書館でも本屋でも、どんなジャンルの絵本が子供の好みに合うのか、ハッキリと断言できる絵本はありません。そのため、まずはママが好きな絵本を選んで読み聞かせてみることをおすすめします。
子供に読まないといけない絵本というのは、存在していないため、自分の好みで絵本を選択すればいいのです。そこから、子供の反応が良かった絵本を探していき、色々なジャンルを試してみてください。
2.文字が少ない絵本
子供の年齢によって、絵本には「対象年齢」が設定されています。対象年齢を一つの指針として考え、子供に相応な絵本を選んであげることも重要です。
特に、小さいお子様は文字が読めない傾向にあるため、比較的文字が少なく、絵を中心として絵本を選んであげると喜ばれます。
子供は絵本を遊びの道具として見ているため、絵本と同じような動きをしてあげると喜んでくれるでしょう。食べ物の話であれば、食べるフリをしてあげると、一緒に真似して楽しんでくれます。
絵本は正しく読むことを重点的に考えるのではなく、読みながら遊ぶことを意識してあげると、子供は絵本を楽しいものだと認識してくれるのです。
3.飛び出す絵本
小さいお子様であれば、必ず喜ばれるのが飛び出す絵本です。飛び出す絵本は、ページを開けることで、該当するページが飛び出してくるという絵本になります。
立体的に絵本から飛び出してくるので、子供は大喜びしてくれるはずです。何度も読み聞かせることで、自分一人でも楽しむほど夢中になる子供がいるほどなので、一度試してみてください。
ただ内容によっては、飛び出す物が怖いと感じてしまう子供もいるため、絵本の選び方には十分注意して、優しめの飛び出す絵本を選択してあげましょう。
絵本の選び方よりもママの読み方も大切
子供が喜ぶ絵本を選択することも大切ですが、それ以上にママが子供に読み聞かせる、読み方にも注意が必要です。絵本であれば、中身を見て喜ぶ子供もいますが、ママの読み方に反応する子供もいます。
棒読みで淡々と読み聞かせるよりも、絵本の内容を感情込めて読むことで、子供は刺激を受けて喜んでくれるでしょう。
子供と二人でいる時は、恥ずかしがらずに、絵本のキャラクターになりきって、楽しみながら絵本を読み聞かせてあげてください。
また子供はゆっくりと絵本の中身を確認しながら読んで欲しい傾向にあるので、文章を読むことに集中し過ぎないで、子供の様子を確認しながら読んであげるといいでしょう。
まとめ
子供に読み聞かせる絵本は、初めのうちは、どんな種類の物でも喜んでくれます。ママが好きな絵本を選んであげて、読み聞かせているうちに、自分の好きなジャンルがわかってくれるかもしれません。
また飛び出す絵本や動物の絵本といった物も、直感的に子供は好きなので、子供の好きな物に合わせて選んであげることも大切です。
選び方も大切ですが、大事なのは子供と一緒にいる時間を楽しんで、思い出を共有できる瞬間を作ってあげることが重要になります。絵本の選び方で悩むよりも、自分が楽しむことも忘れてはいけません。