3歳の赤ちゃんは、一人で出来ることが増えてきて、トイレや食事も自分ですることができます。また知識欲もあり、質問される機会も増えてきているでしょう。絵本に関しても、ストーリーを理解し始める年ごろでもあるので、本格的なストーリーを楽しむ気持ちも生まれてきます。
今回は、3歳の赤ちゃんにおすすめの絵本を紹介していくので、参考にしてみてください。
定番のおおきなかぶ
絵本の中でも定番といえる「おおきなかぶ」。「うんとこしょ、どっこいしょ」という掛け声が、絵本を読んでいる3歳の赤ちゃんと一緒に読むことができるので、コミュニケーションにも繋がります。
徐々に助っ人が増えていき、最後にはおおきなかぶが抜けるという物語のストーリーも完璧なので、3歳の赤ちゃんの好奇心をくすぐることが可能です。
動物が出てくるところも3歳の赤ちゃんが喜ぶポイントの一つでもあります。
最後は笑顔になるぐるんぱのようちえん
人気の絵本に一つである「ぐるんぱのようちえん」。大きなぞうが色々と仕事に奮闘する話を描いたものですが、何事も上手くいかず、しょんぼりする姿が可哀そうになります。
しかし、最後には自分が生き生きと仕事ができることを見つけ、幸せに暮らすストーリーは、複雑でありながら、3歳の赤ちゃんの想像力を育たせる役割があるのが特徴です。
カラフルな色使いが魅力で、視覚的にも楽しめるのが魅力の一つになります。
優しい気持ちになれる「どうぞのいす」
動物達が顔を合わせていないのに、もしかしたら来る動物のことを考えて椅子を空ける「どうぞのいす」。譲り合いの精神を学ぶことができる絵本で、我慢ができるようになる3歳の赤ちゃんにはおすすめの絵本になります。
動物達の可愛らしい絵柄が魅力的で、セリフも優しい口調なのが、3歳の赤ちゃんにもおすすめできる理由の一つです。
最後の展開が面白い「ルラルさんのにわ」
一軒家の自慢の庭を大切にしているルラルさんが物語の主軸になっている「ルラルさんのにわ」。常に手入れを行っていて、綺麗な庭に入られたくないために、近所の動物にパチンコをぶつけて撃退するという徹底ぶり。
しかし、最後は芝生に寝転び、チクチク感に心奪われ、最後の展開は大人も楽しめる展開になっています。きっと3歳の赤ちゃんも一緒に読み聞かせることで、感動するお話です。
純粋に楽しめる「そらとぶパン」
線路を走っていた焼き立てのパンに乗り込んだ大人と子ども達の話を描く「そらとぶパン」。初めは野原を走っていたのが、徐々に空に飛び立ち、空に浮かぶ雲のソフトクリームを舐めていくうちに、パンが膨れ上がり、最終的には「パンでできたパンのくにのひとたち」が暮らす世界が広がっていたという話です。
チョコレートパンやクリームパンといった子どもが大好きなパンがたくさんあり、大人も3歳の赤ちゃんも夢中になれる物語になっています。
途中でパンの怪物が襲ってくれるというドッキリもありますが、パンの力で解決するという、ユニークなストーリー展開です。純粋に楽しい物語になっているので、ぜひ3歳の赤ちゃんと一緒に絵本を楽しんでみてください。
まとめ
3歳の赤ちゃんになると、文字を読むことも出来るようになってくるので、一緒に読みながら絵本を楽しむことができます。またある程度、絵本のストーリーも理解できるようになっているので、絵本を読み聞かせるのが楽しくなってくるでしょう。
所々でどうして?という質問も増えてくるので、優しく答えてあげるようにしてください。気になる部分を解決することで、知識欲も満たされていくので、想像力を育てるために、絵本の読み聞かせは継続していきましょう。