出産祝いを渡す時期
友人や知り合いの家庭で子供が生まれた場合、出産祝いを渡すことがあります。
そんな出産祝いを渡す時期は、どのタイミングが好ましいのでしょうか。
今回は、出産祝いを渡す時に、マナー違反にならないためにも、出産祝いを渡す時期などについて詳しい内容を紹介していきます。
出産祝いを渡す時期について
基本的に、出産祝いを渡す場合は、気持ちが大切であるため、遅くても渡すということが大切です。ただ伝統的に、渡す時期はある程度のマナーがあるので、出来ればマナーに従って渡すことが大切になります。
第一に考えるべきなのは、出産祝いはお祝い事であるため、大安や先勝の日の午前中に渡すことがマナーとして大切です。
吉日と言われる日に渡すことが重要であるため、出来るだけいい日を選択する必要があります。
反対に仏滅などは、お祝い事は避けた方がいい日であることから、出産祝いを渡す日としては好ましくありません。
最低でも仏滅には渡さないことを意識して、吉日を選択することを心がけましょう。
また渡す時期としては、赤ちゃんが生まれた1ヶ月以内にお宮参りを行います。
そのタイミングで、内祝いと言われるお祝いをくれた方に、お返しを贈る準備が進められるので、出産祝いを渡すのは、お宮参りが行われる前に渡すことが重要です。
内祝いが完了してから、出産祝いを渡してしまうと、また内祝いの準備を行う必要が出てくるため、相手に気を遣わせてしまうでしょう。
出産祝いは遅いとマナー違反
出産祝いをくれた方には、内祝いを返すのがマナーです。
そのため、内祝いの準備をするお宮参りまでに出産祝いを贈らないと、相手に内祝いを買い直させる手間がかかるため、マナー違反となってしまいます。
ただ忙しくて、お宮参りまでの間に自宅に訪問できないという方もいるでしょう。
そんな時は、郵送で出産祝いを贈っても問題ありません。
郵送の場合は、事前に電話やメッセージを添付して、お祝いの言葉をかけてあげることが重要です。可能であれば、赤ちゃんの顔を拝見することも大切なので、出来るだけ時間を設けて、出産祝いと一緒に、お祝いの言葉をかけてあげましょう。
出産祝いは生まれてからが基本
出産は赤ちゃんが健康に生まれるかどうか、わからないことから、生まれる前に出産祝いを渡すことは避ける方が好ましいでしょう。特に、出産日が近づいてくると、母親も神経質になるため、お祝いを持っていくと、敬遠されてしまう可能性があります。
また出産してから、すぐに出産祝いを渡しに行くのも、出来るだけ避ける方が好ましいでしょう。出産して間もない状態では、母親の体調も優れないことが多いため、訪問することはおすすめできません。
もし時間がなくて、そのタイミングでしか、お祝いを渡すことができない場合は、30分以内には帰るなど、労わってあげることが大切です。
訪問した場合も、出来るだけ赤ちゃんに触れるのも避けることがベストでしょう。
生まれたての赤ちゃんは、免疫力も低いことから、母親も神経質になっています。簡単に触れてしまうと、相手を怒らせることになるかもしれません。
触る場合は、母親の前で手を洗い、短時間で触ることを辞めることが重要です。
出来れば出産祝いだけを渡して、すぐに帰ることが望ましいので、早めに切り上げることを心がけましょう。
まとめ
出産祝いを渡す時期は、赤ちゃんが生まれてすぐに渡すのも、遅いのもマナー違反となってしまう可能性があります。そのため、1ヶ月以内のお宮参りが完了するまでに、出産祝いを直接渡し行くようにしましょう。
1ヶ月以内に、自宅に訪問することができない場合は、郵送でも問題ないので、事前に電話を入れてお祝いの言葉をかけることが大切です。
またプレゼントを贈る際に、郵送であればメッセージを添えておくことも忘れずに行っておきましょう。