1歳の赤ちゃんにはどんな絵本を選ぶ?成長に応じた絵本選び

1歳になると、歩き始める赤ちゃんも増えてきて、徐々に感情表現も豊かになっていきます。まだ言葉を話すことは難しいですが、何か伝えようと、必死に話しかけてくるのが特徴です。

 

今回は、1歳の赤ちゃんのおすすめの絵本を紹介していきます。どんな絵本を与えればいいのか、悩んでいる方は参考にしてみてください。

 

あんよが始まったら読ませたい絵本

 

成長が著しい1歳は、どんな絵本を与えても興味津々です。つかまり立ちやつたい歩きなど、自分で歩けるようになれば、赤ちゃんの世界は広がります。

 

とりあえずに目に入った物は手に取り、口に入れ、放り投げるといった行動が盛んになるでしょう。そんな赤ちゃんにおすすめなのが、「どんどこ ももんちゃん」です。

 

どんどこ ももんちゃんは、自分と同じようにハイハイしている姿やハラハラするシーンが多く、1歳の赤ちゃんにとって気になる存在になります。

 

また自分と同じ行動を取っていることから、自分のことを絵本の主人公と勘違いする可愛らしい赤ちゃんもいるそうです。

 

食欲旺盛な子に読ませたい絵本

 

離乳食も後期に入り、徐々に大人と同じ物を食べ始める1歳の赤ちゃんは、食欲も旺盛になり、食べ物への興味が増えてくる傾向にあります。

 

そのため、絵本も食べ物が載っている「しろくまちゃんのほっとけーき」がおすすめです。しろくまちゃんがホットケーキを作る絵本で、最後には出来上がったホットケーキが見開きで登場するので、1歳の赤ちゃんからすると、インパクトが大きく楽しい反応をしてくれます。

 

他にも「おいし~い」の絵本は、言葉がわからない赤ちゃんが、美味しいごはんを食べていることが伝わる絵本で、幸せそうな笑顔が印象的です。

 

おしゃべりし始めたら読ませたい絵本

 

きちんとお話が出来ていなくても、言葉の理解度は成長していきます。1歳のうちに、親が積極的に話かけていくと、自然とお話し上手になっていくので、時間がある時は赤ちゃんと話すようにしていきましょう。

 

おしゃべりし始めた赤ちゃんには「もこ もこもこ」がおすすめです。ページを開く度に擬音が載っている絵本で、大人的には理解不能ですが、1歳の赤ちゃんが発音しやすい言葉が含まれているので、一緒に声を出して読むことで、お話をすることができるようになるかもしれません。

 

ミッフィーシリーズ始まりの話である「ちいさなうさこちゃん」は、物語がしっかりしているお話で、少し1歳の赤ちゃんには文字を読むのは難しいでしょう。しかし、言葉にすることで、1歳の赤ちゃんは理解してくれるので、おすすめの絵本です。

 

仕掛け絵本で好奇心をくすぐる

 

おもちゃで遊ぶことが多くなる1歳の赤ちゃんは、絵本でも遊びたいお年頃です。そのため、仕掛け絵本で好奇心をくすぐってあげれば、一気に興味津々になります。

 

おすすめの絵本は、金魚鉢から金魚が逃げて探すという「きんぎょがにげた」です。どこに金魚が逃げたのか、絵本の中を指さすことで、一緒に絵本で遊ぶことができます。

 

他にも、子犬のコロちゃんがページをめくるごとに出てくる動物で楽しませてくれる「<ボード・ブック> コロちゃんはどこ?」もおすすめです。

 

表情やセリフがユニークなだけでなく、絵本のページの中をめくると動物が隠れていたりするので、1歳の赤ちゃんからすると、驚きの仕掛けが施されています。

 

まとめ

 

1歳の赤ちゃんは、立ち始めることを覚えたり、感情表現が豊かになることから、絵本への興味も徐々に高まっていきます。食への興味も出てくるため、食べ物が描かれている絵本に興味が出たり、仕掛け絵本に興味津々になったりと反応が楽しくなる時期です。

 

色々な絵本を与えて、好奇心を刺激してあげましょう。徐々に好みがわかってくるので、1歳の赤ちゃんがどんな絵本が好きなのか、考えてあげてください。